佐世保やその近隣の皆さん!この度、芸高・芸大の同級生で親友の佐藤卓史君が、ドイツとウィーンでの研鑽を終えたこの秋に、デビュー10周年記念帰国リサイタル全国ツアーの一環として、アルカスSASEBOの中ホールでも演奏します。来週11月21日(木)19時開演です。
![]() 佐藤卓史は秋田の出身で、芸大では同じ植田克己先生の門下で勉強しました。2002年からは、同級生の男性ピアニスト5人の絆というグループで、毎年東京の主要ホールで一緒に演奏会を開催しています。彼は非常に多くの演奏会に出演しながら、たくさんの大きな国際コンクールでも結果を残していて、最近は浜松国際ピアノコンクールの入賞等で、ご存知の方も多いかと存じます。 芸高では全国から集まった個性的で才能豊かな仲間と出会いましたが、中でも佐藤はずば抜けた能力、知力、努力を続ける才能を併せ持っていて、入学当初から、音楽家を志す上で僕の少なくとも10年は先を歩いている人だなと感じ、以来多くの刺激を受けながら切磋琢磨してきました。彼の存在がなければ、僕自身この15年間これほどの成長はなかったのではないかと思えるくらい、彼から多くの事を学んできました。 佐藤には幅広い膨大なレパートリーがありますが、中でもドイツ・オーストリアの音楽というのは重要な位置を占めていて、彼のベートーヴェン、4大ピアノ・ソナタを一夜に聴けるというのはとても豪華な機会だと思います。 加えて、佐藤はレコーディングや演奏会でベーゼンドルファーを弾いている経験も多く、また、ベートーヴェンが活躍し、ベーゼンの故郷であるウィーンから帰ってきたばかりです。アルカスのベーゼンの魅力をどのように引き出してくれるかなというのも想像すると楽しみです。 僕の世代で世界のトップレヴェルを歩む、佐藤卓史の演奏を、是非たくさんの皆様に、またピアノを勉強する若い人たちに聴いていただきたく願います。 「悲愴」「月光」「熱情」といった有名な作品ばかりですので、あまり演奏会に足を運ばれた事のない方も、お気軽にご参加いただけたら幸いです。 チケットのお求め、お問い合わせは、ミュールハウゼン・コンツェルトハウス福岡まで。 なお、翌日22日の19時からは、福岡の九州キリスト教会館4階礼拝堂でも同プログラムの公演があります。福岡近辺の方も是非どうぞ! 【2013/11/12 23:36】
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